
相手外野手がほとんど動くことなく打球を見送ると、ホワイトソックスの村上は悠々とダイヤモンドを回り始めた。二回にフルカウントからのナックルカーブを完璧に捉え、「いい角度で上がってくれた」と満足そうだ。
空振りを恐れず、迷いのないスイングが目を引く。メジャー単独トップの13号にも、「まだ始まったばかり」と浮かれるそぶりはない。現状に満足せず、「常に自分の課題を見つけながら、毎日を過ごしている」との心構えは立派だ。
メジャー1年目の開幕から1カ月が過ぎた。順風満帆に見えるものの、「僕自身、苦労していないかと言われれば、苦労している」と率直に心境を明かす。低めのボールは動き、高めは伸びてくる。「選球眼というか、チョイスする球は大事」と試行錯誤を重ねている。
四球で出塁した一回は二盗を試み、セーフの判定が相手にチャレンジを要求された結果、アウトに。メジャー初盗塁は幻となったが、足も決して遅くないところを披露した。「まだまだ成長する部分もたくさんある」。尽きぬ向上心で、周囲の期待に応えようとしている。
【時事通信社】
〔写真説明〕パドレス戦の2回、3点本塁打を放ち塁を回るホワイトソックスの村上=1日、サンディエゴ
〔写真説明〕パドレス戦の2回、3点本塁打を放つホワイトソックスの村上=1日、サンディエゴ(AFP時事)
〔写真説明〕パドレス戦の2回、3ランを放ったホワイトソックスの村上=1日、サンディエゴ
2026年05月02日 16時43分