
中日のドラフト1位新人、中西が3度目の先発でプロ初勝利をつかんだ。7回3失点、9奪三振。112球の力投に「勝ててよかったの一言」。充実の表情を浮かべた。
一回に3点を失った直後、味方が逆転してくれた。なおも制球に苦しんだが、追加点は許さず七回のマウンドへ。「逃げていては勝負にならない」と腹をくくった。中野と森下を抑え、打席にはそこまで2四球を与えていた4番佐藤。フルカウントからフォークを鋭く落として空振り三振に仕留め、雄たけびを上げた。
即戦力として期待されながら、ここまでの2試合は結果を残せず「後がないと思っていた」。立ち上がりに課題を残し、「そういうのを先発投手がしてしまうと(チームが)勢いづかない」と反省も忘れなかった。
苦しむチームはようやく10勝に到達。開幕からの阪神戦の連敗も6で止めた。これまでは受け取ったことのないという記念のボールは、スタンドで見守ってくれた両親に渡す。「自分を前面に出して、チームの勝利に徹した投球をしたい」と力強く宣言した。
【時事通信社】
〔写真説明〕7回を9奪三振3失点でプロ初勝利を挙げた中日先発の中西=4日、バンテリンドーム
〔写真説明〕6回、三者凡退に抑え笑顔を見せる中日先発の中西=4日、バンテリンドーム
2026年05月04日 19時49分