
ピッチの中心で、攻撃のタクトを振るのがMF鎌田大地(クリスタルパレス)だ。クラブ同様に、日本代表でもボランチでプレーする機会が増えた。パスを左右に配り、巧みにドリブルで相手をかわす。「守備など、自分が伸ばしたいと思っている部分は伸ばせている。何歳になっても成長はできる」。言葉に自信が漂う。
今より攻撃的なポジションで起用された前回のワールドカップ(W杯)カタール大会。フィールドプレーヤーでは2番目に出場時間が長かった。随所に好プレーが光ったが、得点、アシストはなし。クロアチアとの決勝トーナメント1回戦は後半途中で交代。PK戦で敗退した瞬間はピッチの外から見詰め、悔しさを味わった。
2024年夏から世界最高峰のイングランド・プレミアリーグに移籍。屈強な相手と渡り合うことで守備力が磨かれ、力強さが加わった。「リーグのスピード感、フィジカルの部分には慣れた」。予測や味方との連係でボールを奪うすべを身に付けた。主力として昨季はイングランド協会(FA)カップ優勝に貢献した。
27日には欧州カンファレンスリーグ決勝に臨み、その後に代表へ合流する。W杯メンバー入りが発表されたが、「自分たちが最大の目標にしているカンファレンスで、タイトルが取れればいい」と目先の戦いに集中。W杯という大舞台でも自然体で頼もしい鎌田が見られるはずだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕国際親善試合のイングランド戦で、競り合う鎌田(左から2人目)=3月、ロンドン
2026年05月21日 08時04分