ルール改正の影響は=ジャンプ、スピンで戦略に注目―フィギュア



フィギュアスケートのルールが新シーズンから大幅に改正された。各選手のプログラムや戦い方にどう影響するのか。

大きな変更はフリーのジャンプ数。合計7本から6本に、連続ジャンプは3回から2回までに減った。回転数にかかわらず同じ種類のジャンプは3回までに制限される。

演技時間は変わらずジャンプが一つ減るため、間延びしない構成や滑りが求められる。男子でミラノ・コルティナ五輪銅メダルの佐藤駿(エームサービス)は、基礎点が1.1倍になる後半にジャンプを三つ入れた構成に変わりはなく「前半にスピンを2回やってから後半にいく。体力的には、よりきつい」と話す。

連続ジャンプのつなぎとして使われるオイラーは基礎点がなくなり、ジャンプの一つにカウントされないため、オイラーを含む「4連続」ジャンプが可能に。四大陸選手権女王の青木祐奈(日本建物管財)はアイスショーで披露したフリーで、ダブルアクセル(2回転半)―オイラー―3回転フリップ―2回転半の組み合わせを試した。各選手の戦略が注目される。

ジャンプ偏重を解消するため、スピンとステップの基礎点が昨季よりも上がった。さらにスピンでは、音楽に合わせて自由な動きで回転する「コレオスピン」を導入。他のスピンのように決められた動作はなく、より高い表現力を求められる。

コレオスピンの採点は未知数だ。世界ジュニア選手権4連覇で今季からシニアに転向する島田麻央(木下グループ)も「最初はどうやったらGOE(出来栄え点)が付くのか分からなかった」。手探りのまま完成を目指す。

【時事通信社】 〔写真説明〕世界ジュニア選手権、島田麻央の演技=2025年3月(EPA時事)

2026年07月16日 07時31分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース