
【ニューヨーク時事】米大リーグで試練の4年目を過ごしてきたメッツの千賀。抑え役を務めるようになって低迷するチームの中で存在感が高まっている。8月10~19日に登板した4試合全てでセーブを記録した。
「後ろの大変さを痛感している時期。やりながら覚えていくことがすごく多い」。慣れない役割でも「ずっとブルペンにいるからこそ準備などでいい勉強になる時間も増える」と収穫を口にする。
今季序盤は先発で早々に降板する試合が目立ち、4月下旬に腰のけがのため負傷者リスト入り。復帰後も不振を脱せず、中継ぎに配置転換されても不安定だった。
8月は100マイル(約161キロ)を超える球速も出てきた。本人は「1球、2球だけじゃなくて、アベレージで強い球を放れたらいい。そうするには正しい動作をしなきゃいけない」と心構えを語る。
メジャー1年目の2023年に12勝。その後はたびたび負傷による離脱を経験した。「残りのシーズン、本当にけがなくいければ」。33歳の言葉に実感がこもる。
以前は「先発で契約させてもらっている以上、そこで力を発揮しなきゃいけないと思う部分はある」と話したことがあった。それでも今は、「言われたところでまず頑張ることが一番。それができないことには、次のステップにもいけない」。任された場所でベストを尽くすことだけに集中している。
【時事通信社】
〔写真説明〕パドレス戦の9回に登板し、力投するメッツの千賀=19日、ニューヨーク
2026年08月21日 17時45分