
【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は20日、平壌一帯から日本海に短距離弾道ミサイル10発余りを発射した。インド訪問中の小泉進次郎防衛相も記者団に、北朝鮮の弾道ミサイルは日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定されると明らかにした。防衛省によれば、最高高度約90キロ、飛距離約320キロ。
北朝鮮は今月、6日と12日に弾道ミサイルを発射している。17日に始まった米韓の大規模合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(自由の盾)」に対抗したとみられる。
トランプ米大統領の指示で、米韓演習は21日までに短縮され、規模も縮小。トランプ氏は金正恩朝鮮労働党総書記との会談に意欲を示したが、北朝鮮が冷や水を浴びせた形だ。正恩氏の妹、与正党総務部長は19日、「訓練の規模や期間が減ったからといって、挑発的、攻撃的性格の軍事演習の本質が変わるわけではない」と主張していた。
一方、小泉氏は「一連の北朝鮮の行動はわが国、地域、国際社会の平和と安全を脅かすものだ」と強調。日本政府は外交ルートで北朝鮮に抗議した。
【時事通信社】
〔写真説明〕20日、ニューデリーで、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、記者団の取材に応じる小泉進次郎防衛相
2026年08月20日 20時45分