
プロ野球日本シリーズは24日に開幕する。パ・リーグを3連覇したソフトバンクと、セ3位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がったDeNAが、2024年以来の顔合わせ。同年はDeNAが4勝2敗で「下克上」を達成した。ソフトバンクは昨年に続く日本一を狙う。
◇雪辱の舞台
因縁の相手との再戦になった。独走でパを制覇した24年、CSも無敗で突破して臨んだ日本シリーズで、3位からCSを勝ち上がったDeNAに敗れた。王者にとって、これ以上ない屈辱だった。
敵地の横浜スタジアムで第1、2戦を連勝。本拠地に戻った3戦目で東に好投を許すと、勢いに乗った相手を止められず、4連敗で終戦した。小久保監督は「おととしはたいがい、悔しい思いをした。それを踏まえて入りたい」と気を引き締める。
同年のレギュラーシーズンで貯金42のソフトバンクに対し、DeNAは2。ソフトバンク優位の下馬評で、チーム内にどこかDeNAを甘く見るような雰囲気もあった。
倉野投手コーチは、敵地で歓喜の輪をつくるDeNAナインを見詰めた。第3戦以降、投手陣が相手打線にのまれ、「一つの負けが、どれくらい流れを変えてしまうのか、身に染みて分かった」と、反省を胸に刻む。
この負けがあったからこそ、ソフトバンクは成長した。昨年の阪神との頂上決戦は小久保監督がそつのない采配を振るい、5年ぶりの日本一に導いた。
くしくも、ソフトバンクは今季も貯金42で、DeNAは2。雪辱への舞台は整った。
【時事通信社】
〔写真説明〕日本シリーズ進出を決め、歓声に応えるソフトバンクの小久保監督=16日、みずほPayPay
2026年10月20日 07時09分