AI使ってハイライト映像=車いすバスケット、歓声分析し編集―アジアパラ大会



24日に閉幕した愛知・名古屋アジアパラ大会で、車いすバスケットボール会場になったIGアリーナ(名古屋市北区)では、人工知能(AI)を使って撮影と編集を行ったハイライト映像が流れた。男女の決勝と3位決定戦の計4試合で、ハーフタイムなどに大型スクリーンに映し出され、会場の熱気を高めた。

ボールの動きを追跡するような臨場感のある映像を制作した。AIが観客の歓声などを分析し、得点シーンや激しい接触プレーなどの場面を約2分間に編集。自動作成されたテロップを加えた。22日に行われた女子決勝の日本―中国戦では、映像に見入る多くの観客の姿があった。

大会組織委員会によると、車いすバスケットボールは得点やファウルなどデータが豊富で特徴的な動きも多く、AIが分析しやすい競技だという。会場で公開されたのは4試合のみだが、今大会はAIカメラで全試合を撮影。映像を基にしたデータをチームやレフェリーに提供した。組織委の担当者は「(映像解析の)精度に課題はある」としつつも、今後のコーチングや判定の技術向上にも役立つことを期待している。

【時事通信社】 〔写真説明〕アジアパラ大会の車いすバスケットボール女子決勝のハーフタイムで、人工知能(AI)を活用して制作されたハイライト映像がスクリーンに流れた=22日、愛知・IGアリーナ

2026年10月29日 07時06分


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