東京六大学野球の各校主将が8日、東京都内で会見し、10日に開幕する春季リーグ戦の抱負を語り、秋春連覇を目指す早大の丸山(広陵)は「必要なのは全員で勝つ執着心。一球入魂を体現したい」と意気込んだ。昨秋の早慶戦で連敗して優勝を逃した慶大の福井(大阪桐蔭)は「ライバルの早稲田に勝つ」と目標を掲げた。
法大の三浦(福岡大大濠)は「僅差で負けない野球を意識したい」と話し、明大の丸山(前橋育英)は「責任を持って打率を残したい」。立大の太田(智弁学園)は「過去3年間優勝を経験していない現状の打破を」と述べ、東大の大音(湘南)は「早大の投手陣を打ち崩さないと」と、連敗脱出に向け、開幕カードを見据えた。
【時事通信社】
〔写真説明〕記者会見後、撮影に応じる早大の丸山(左端)ら東京六大学リーグの各校主将=8日午後、東京都内
2021年04月08日 20時39分