「開幕」迎えた源田=WBCで負傷の名手―プロ野球・西武



シーズン残り100試合のタイミングで、西武の頼れる主将が戻ってきた。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で右手小指を骨折しながら、日本代表「侍ジャパン」の優勝に貢献した源田が1軍に合流した。

「わくわくしている。僕自身は開幕になる。緊張感もあるが、とにかくチームのために頑張りたい」。2番遊撃でのスタメンが発表されると、本拠地のファンからひときわ大きな歓声が上がった。

5年連続でゴールデングラブ賞を受賞している名手。WBCの1次リーグで負傷したが、準々決勝から試合に戻り、患部をテーピングで固めて懸命のプレーを見せた。

治療に専念するため、開幕1軍を外れた。「もどかしさはあった」と言う一方、「シーズン中、普段ならできないトレーニングに時間が取れた」とプラスの材料もあった。

この日は適時失策もあったが、六回には今季初安打となるタイムリーで唯一の得点をもたらした。Bクラスに沈むチームは3連敗。「シーズン中、苦しい時期は絶対にある。何とかみんなで乗り越えてどんどん上にいけるように」と源田。流れを変える存在になりたい。

【時事通信社】 〔写真説明〕源田壮亮選手

2023年05月26日 21時48分


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