中ロ潜水艦が合同パトロール=アジア太平洋海域で初、日米けん制か



ロシア太平洋艦隊(司令部ウラジオストク)は27日、日本海などで中国海軍と潜水艦による合同パトロールを実施したと発表した。タス通信が伝えた。中ロの潜水艦がアジア太平洋海域でこうした行動に出るのは初めてという。

いずれも通常型潜水艦で、日本海上などでの合同演習「海上連合2025」を今月5日に終えた後、直ちに合同パトロールを開始。日本海から東シナ海にかけて航行したという。ロシアはキロ改級潜水艦「ボルホフ」が参加した。

日本の防衛省統合幕僚監部は今月、ロシアのキロ改級潜水艦などが対馬海峡を南西に抜けた後、再び北東に進んだと発表していた。合同パトロールに関連している可能性もある。

【時事通信社】 〔写真説明〕ロシア極東ウラジオストク沖で軍事演習に参加するロシアの潜水艦=2022年9月(AFP時事)

2025年08月28日 12時30分


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