NATOはロ産原油購入停止を=中国への最大100%関税を提案―トランプ米大統領



【ワシントン時事】トランプ米大統領は13日、自身のSNSで、北大西洋条約機構(NATO)加盟国にロシア産原油の購入を停止するよう要請した。ロシアから原油を購入する中国に50~100%の関税を課すことも提案。ロシアの資金源を断ち、ウクライナとの停戦に向けて圧力を強める狙いがあるとみられる。

トランプ氏は「NATO全加盟国がロシア産原油の購入をやめれば、私はロシアに大規模な制裁を科す」と強調。「中国はロシアに大きな影響力を持ち、掌握すらしている」として、中国に対する強力な2次関税が「このばかげた戦争を終わらせる一助になる」と説明した。

対中追加関税に関しては、ウクライナ戦争終結後に撤廃する考えを示した。

【時事通信社】 〔写真説明〕トランプ米大統領=7日、米東部メリーランド州(AFP時事)

2025年09月13日 22時57分


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