陸上の世界選手権東京大会第8日は20日、20キロ競歩が東京・国立競技場発着で行われ、女子は藤井菜々子(エディオン)が1時間26分18秒の日本新記録で銅メダルを獲得した。女子競歩で日本勢の表彰台は五輪、世界選手権を通じ初めて。
岡田久美子(富士通)は18位、柳井綾音(立命大)は37位。男子は吉川絢斗(サンベルクス)が7位に入り、丸尾知司(愛知製鋼)は9位、3度目の優勝を目指した山西利和(同)は28位。
男子400メートルリレー予選で日本(小池、柳田、桐生、鵜沢)は38秒07の2組3着で、21日の決勝に進んだ。全体5位のタイムだった。同1600メートルリレー予選の日本(中島、佐藤風、吉津、今泉)は2分59秒74の2組6着で敗退。
女子5000メートル決勝は前回8位の田中希実(ニューバランス)が15分7秒34の12位で、2大会連続入賞はならなかった。男子円盤投げ予選の湯上剛輝(トヨタ自動車)は敗退。
【時事通信社】
〔写真説明〕女子20キロ競歩、銅メダルを手に笑顔の藤井菜々子=20日、東京・国立競技場
〔写真説明〕男子400メートルリレー予選第2組で3着に入り、決勝進出を決めた日本。(左から)小池祐貴、柳田大輝、桐生祥秀、鵜沢飛羽=20日、東京・国立競技場
〔写真説明〕女子5000メートル決勝、力走する田中希実(中央)=20日、東京・国立競技場
2025年09月22日 17時38分