
【ベレン時事】ブラジルで開催中の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)で17日、閣僚級会合が始まった。各国の温室効果ガス削減目標のさらなる上積みや、途上国への資金支援の具体化などが論点。21日までの会期中にまとめる成果文書への反映を目指し、協議を本格化させる。
サイモン・スティル国連気候変動枠組み条約事務局長は開会式で「分断された世界で、気候変動問題に対する協力への揺るぎない姿勢を示す必要がある」と強調した。日本からは石原宏高環境相が出席し、18日に演説を行う予定だ。
【時事通信社】
〔写真説明〕国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)のロゴマーク=6日、ブラジル・ベレン(AFP時事)
2025年11月18日 09時18分