脱化石燃料、意見集約進まず=会期延長が濃厚―COP30



【ベレン時事】ブラジルで開催中の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)は21日、予定された会期の最終日を迎えた。議長は同日にも成果文書の修正案を示し、合意にこぎ着けたい考え。しかし、脱化石燃料に関する記述や途上国への資金支援を巡る各国間の意見集約は進んでおらず、会期の延長が濃厚だ。

修正案提示は当初予定していた19日から大幅に遅れ、20日は会場内で発生した火災の影響で交渉が中断。残された時間が限られる中、各国がどこまで歩み寄れるかが焦点だ。

【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見する国連のグテレス事務総長=20日、ブラジル・ベレン(AFP時事)

2025年11月21日 14時55分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース