診療報酬本体、3.09%上げ=物価高対応で30年ぶり水準―政府



政府は19日、来年度の診療報酬改定で医師らの人件費などに当たる「本体」部分を3.09%引き上げる方針を固めた。2024年度の前回改定の0.88%を大きく上回り、物価高騰の中で経営に苦しむ医療機関を支援する。3%台の水準となるのは、3.4%だった1996年度以来30年ぶり。

高市早苗首相と片山さつき財務相、上野賢一郎厚生労働相が首相官邸で協議し、厚労相の提案内容で大筋合意した。来週前半にも正式決着する。

【時事通信社】 〔写真説明〕患者を診察する医師=イメージ

2025年12月19日 17時15分


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