福井、新人の三つどもえ=沖縄は現職3選出馬有力―26年地方選展望



2026年は、12府県で知事選が行われる。前職がセクハラ問題で辞職した福井は、新人の三つどもえの争い。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題を抱える沖縄は、玉城デニー知事(66)の3選出馬が有力だ。3政令市長選と8県庁所在市長選も予定されている。

◇「保守分裂」相次ぐ

知事選のうち、福井(1月25日投開票)は、前越前市長の山田賢一氏(67)が、県議を中心に与野党の支援を受ける。ただ、元外務省職員の石田嵩人氏(35)を自民党などの一部福井市議が後押しし、保守分裂の様相だ。共産党県書記長の金元幸枝氏(67)も出馬する。

山口(2月8日投開票)は、4選を目指し国民民主党と自民、公明両党の県組織が推薦する村岡嗣政知事(53)、自民会派を離脱した県議の有近真知子氏(42)、共産、社民両党が推薦する大久保雅子氏(61)が争う。

長崎(2月8日投開票)は、再選出馬を表明した大石賢吾知事(43)と自民、立憲民主、国民民主各党の県連が推薦する元副知事の平田研氏(58)らが対決。自民の一部支持団体が現職を支援する。共産推薦で党県常任委員の筒井涼介氏(32)、会社代表の宮沢由彦氏(58)らも立候補する。

石川(3月8日投開票)は、再選を目指す自民推薦の馳浩知事(64)と前金沢市長の山野之義氏(63)の一騎打ちの見通し。新潟(6月9日任期満了)は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を容認した花角英世知事(67)の3選出馬が焦点だ。

沖縄(9月29日任期満了)は、辺野古移設への反対を掲げる「オール沖縄」が支える玉城知事の対抗馬として、保守系勢力が候補の選定作業を進めており、那覇市副市長の古謝玄太氏(42)らの名前が挙がる。

京都(4月5日投開票)、滋賀(7月19日任期満了)、長野(8月31日任期満了)、香川(9月4日任期満了)、福島(11月11日任期満了)、愛媛(11月30日任期満了)は、今後動きが本格化しそうだ。

◇前橋は辞職の前職出馬

政令市長選では、新潟(10月25日投開票)、熊本(12月2日任期満了)、福岡(12月6日任期満了)は、現職を含めこれまで立候補表明はない。

県庁所在市長選のうち、前橋(1月12日投開票)は、既婚の当時の部下とラブホテルに通っていた問題で辞職した小川晶前市長(43)が出馬。自民系市議らが支援する丸山彬氏(40)、共産推薦で元市議の店橋世津子氏(64)らが挑む。

宮崎(1月25日投開票)と岐阜(2月1日投開票)は、現職と新人の争いとなる見通し。金沢(3月8日投開票)は、再選を目指す現職と3新人が対決する。鳥取(3月29日投開票)は、4選を目指す現職に新人2人が挑む。

和歌山(8月24日任期満了)、那覇(11月15日任期満了)、松山(11月27日任期満了)は出馬に向けた動きはなく、現職の対応が焦点となる。

【時事通信社】

2026年01月01日 07時03分

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