
SNSで知り合った女性との性交動画を盗撮しインターネットサイトに投稿したとして「一夫多妻」を自称する男女3人が逮捕された事件で、これまでに1000点近い動画や写真が投稿されていたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁捜査1課は同日、別の女性の盗撮動画を投稿したとして、性的姿態撮影処罰法違反容疑で、いずれも職業不詳の小野洋平(39)と妻晴香(28)、内縁の妻で養子の凜(24)各容疑者を再逮捕した。3人が盗撮動画の販売で5500万円超を得たとみて調べている。小野容疑者は容疑を認め、晴香、凜両容疑者は「答えたくありません」と黙秘しているという。
再逮捕容疑は2024年6月23日午後3~7時ごろ、東京都新宿区のホテルで小野容疑者と20代女性の性交を盗撮し、同10月26日に動画投稿サイト「myfans」にアップロードして陳列した疑い。
同課によると、2人はSNSで知り合い、複数回会っていた。女性は同課からの連絡で盗撮被害を知り、「不倫名目で弁護士を通じて300万円の慰謝料を請求された」と話しているという。
ホテルには火災報知器型カメラのほか、額縁入りの絵画やティッシュ箱などに仕込んだ撮影機材を持ち込み、盗撮したとみられる。
関係先から押収したハードディスクからは約100人の女性を盗撮したとみられる動画が860点以上見つかっていたが、すでに削除されたものを含む約1000点が有料会員向けサイトなどに投稿されていたことを確認。同課は小野容疑者らが盗撮や動画投稿のほか、美人局(つつもたせ)のような行為も繰り返していたとみて調べる。
同庁は昨年11月、10代女性への監禁容疑で小野容疑者を逮捕し、同12月に晴香、凜両容疑者と共に性的姿態撮影処罰法違反容疑で再逮捕した。
【時事通信社】
〔写真説明〕警視庁本部=東京都千代田区
2026年01月06日 16時30分