
東京電力は6日、再稼働直後に運転停止した柏崎刈羽原発6号機(新潟県)について、9日に原子炉を再び起動させると正式発表した。制御棒に関する不具合は警報の設定に問題があったという。営業運転の開始時期は当初の今月26日から約3週間遅れて3月18日となる見通し。東電は発表後、原子力規制委員会に新たな日程で「使用前確認」を申請した。
柏崎6号機は先月21日夜、13年10カ月ぶりに原子炉を起動したが、約5時間半後に制御棒を動かす装置で電源系の故障を示す警報が作動。部品を交換しても不具合が解消せず、同23日に冷温停止させて詳しい原因を調べていた。
その結果、各装置に異常はなかったが、3本のケーブルのうち1本で、まれに電流が流れるタイミングが遅れるケースがあり、これを異常と判断して警報が作動していたと判明。設定を見直し、全ての制御棒で正常に電流が流れることを確認した。
【時事通信社】
〔写真説明〕記者会見する東京電力柏崎刈羽原発の稲垣武之所長=6日午前、新潟県刈羽村
2026年02月06日 16時57分