ノジマ、日立の家電事業買収=1101億円で、商品開発力強化



家電量販大手のノジマは21日、日立製作所の家電事業を買収すると発表した。買収総額は1101億円で、ノジマとしては過去最大となる。2027年3月期中に買収を完了させる計画。日立の技術力とノジマの販売力の融合を通じて冷蔵庫や洗濯機などの商品開発力を強化し、付加価値の高い白物家電を国内外の市場に投入する考え。

同日、東京都内で共同記者会見を行ったノジマの野島広司社長は、「日立の技術を使い、お客さまのニーズに応えた商品を世の中に出していきたい」と強調。日立の網谷憲晴執行役専務は「変化の激しい家電事業を中長期的に成長させるための前向きな決断だ」と述べた。

買収に当たっては、日立子会社の日立グローバルライフソリューションズ(GLS、東京)が家電事業を分離して新会社を設立。ノジマが新会社の株式の80.1%を取得し、連結子会社化する。日立GLSも19.9%を出資する一方、業務用空調機器事業は同社に残す。

日立ブランドの海外家電事業は、トルコの家電大手アルチェリクとの合弁会社が手掛けていたが、再編に伴って新会社に海外事業を移し、国内外の一体運営体制を構築する。日立ブランドは継続し、従業員の雇用は維持する。

【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見で握手するノジマの野島広司社長(右)と日立製作所の網谷憲晴執行役専務=21日午後、東京都中央区 〔写真説明〕日立製作所の家電事業を買収すると発表し、記者会見で質問に答えるノジマの野島広司社長=21日午後、東京都中央区

2026年04月21日 19時34分


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