
【カイロ、ワシントン時事】ロイター通信は16日、イランがイエメンの親イラン武装組織フーシ派に対し、紅海の出口に当たるバベルマンデブ海峡封鎖に向けて準備するよう指示したと報じた。米国がイランの電力インフラを攻撃した場合の対抗措置で、イラン情報筋の話という。
同海峡は、ホルムズ海峡と並ぶ原油輸送の要衝。実際に封鎖されれば、混乱が深まるのは必至で、発電所や橋の攻撃を警告してきたトランプ米政権をけん制する狙いだ。
米中央軍は16日、イランに対する攻撃を6日連続で行ったと発表した。沿岸の監視、防空施設など数十カ所に精密誘導兵器を発射したとしている。また、同軍などによると、米海兵隊は同日、オマーン湾を航行していたクック諸島船籍の石油タンカーを臨検した。
イランメディアは17日、同国南部などの空港や鉄道駅、橋が被害を受け、計7人が死亡したと伝えた。精鋭軍事組織「革命防衛隊」は、米軍施設があるオマーン、クウェート、シリア、ヨルダンに「反撃」を行ったと明らかにした。
【時事通信社】
〔写真説明〕米軍によるイラン攻撃の画像=米中央軍が13日公開した動画より(AFP時事)
〔写真説明〕レビット米大統領報道官=4月27日、ワシントン(EPA時事)
2026年07月17日 19時37分