今年上半期(1~6月)の全国の特殊詐欺被害額が、1816億2000万円に上り、前年同期比618億8000万円増と過去最悪を更新したことが30日、警察庁のまとめで分かった。昨年下半期から243億円減ったが、警察庁は「1日の被害額は10億円に上り、依然危機的な状況だ。官民連携で対策を進める」としている。
認知件数は前年同期比3408件増の2万2031件。検挙数は245人増の1381人で、うち外国人は216人と倍増した。
手口別の最多はSNS型投資詐欺で、被害額797億9000万円と全体の43.9%を占めた。認知件数、被害額ともに倍以上となった。有名人をかたったSNS上のバナー広告をきっかけとして被害に遭うケースが最も多く、警察庁は6月から、人工知能(AI)などを使ったサイバーパトロールで疑わしい広告や動画を検知するシステムを運用。事業者に迅速に削除要請を出すなどの対策を進めている。
【時事通信社】
2026年07月30日 18時24分
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