
ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、首都キーウで、米国のウィトコフ中東担当特使やトランプ大統領の娘婿クシュナー氏と会談した。ゼレンスキー氏は会談後の記者会見で、ロシアのウクライナ侵攻に関する米国の新和平案を「分析する」と述べた。ウクライナと米ロの3カ国協議を再開する必要があるとも指摘した。
ウィトコフ氏らのウクライナ訪問は第2次トランプ政権下で初めて。5日にはロシアの首都モスクワを訪れ、プーチン大統領と和平案を協議していた。
ゼレンスキー氏は和平案の内容を明かさず、「詳細に分析させてほしい」と述べるにとどめた。会談の一部は英国、ドイツ、フランスの関係者も交えて行われ、冬季のウクライナ支援策なども討議したと明らかにした。今後数週間のうちに米欧と新たな協議を行うという。
ロシア側との交渉については「3カ国協議開催のため全力を尽くす必要がある」と強調。ロシアが割譲を要求するウクライナ東部ドンバス地方などの領土問題は「首脳レベルでのみ解決できる複雑な問題だ」と語った。
【時事通信社】
〔写真説明〕6日、キーウで記者会見する(右から)ウクライナのゼレンスキー大統領、米国のウィトコフ中東担当特使、クシュナー氏(AFP時事)
〔写真説明〕6日、キーウで米国のウィトコフ中東担当特使らとの会談に臨むウクライナのゼレンスキー大統領(中央)(EPA時事)
2026年09月08日 18時04分