【ニューヨーク時事】週明け24日午前のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの世界的な拡大への懸念が強まり、大幅続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は一時997ドルに達した。午前9時40分現在は、前週末終値比796.12ドル安の2万8196.29ドル。
感染が中国以外でも広がっていることを受け、世界経済の下押し懸念が拡大。アジア・欧州株が大幅安となったほか、原油相場も急落している。
国際通貨基金(IMF)は感染拡大の影響を考慮し、今年の世界経済の成長率見通しを1月時点から約0.1ポイント引き下げた。中国に関しては5.6%と、0.4ポイント引き下げた。
【時事通信社】
2020年02月25日 00時16分
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