英アーム買収阻止へ提訴=エヌビディア傘下は「有害」―米当局



【シリコンバレー時事】米連邦取引委員会(FTC)は2日、米半導体大手エヌビディアによる英半導体設計企業アームの買収を阻止するため提訴したと発表した。エヌビディア傘下入りは競争環境を弱め、技術革新に有害な影響を及ぼすと指摘した。訴訟は来年8月に始まる予定。

アームは、ソフトバンクグループ(SBG)の傘下にある。SBGは昨年、財務と投資の強化に向け、エヌビディアと最大400億ドル(約4兆5000億円)での売却で合意したが、各国当局や企業が懸念を示している。

【時事通信社】 〔写真説明〕米連邦取引委員会(FTC)=ワシントン(AFP時事)

2021年12月03日 10時33分


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