「より面白い将棋を」=藤井七冠、一夜明け会見―長野



史上最年少で将棋の名人を獲得した藤井聡太七冠(20)=竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖=が対局から一夜明けた2日午前、会場の長野県高山村で記者会見し、「名人は江戸時代から続く称号で、その道で頂点に立つ人の意味合いもある。少しでも技術を高め、より面白い将棋が指せるように努めていきたい」と語った。

谷川浩司十七世名人(61)は、1983年に最年少の21歳で名人に就いた際、「名人を1年間預からせていただく」と語った。この件を問われると、「素晴らしい言葉。タイトル戦では常に挑戦者の気持ちで臨みたい」と答えた。

全8タイトルのうち、残る王座戦は現在、挑戦者決定トーナメントでベスト8に進んでいる。全冠制覇に期待が高まる中、「少しでも挑戦に近づけるよう頑張りたい」と意欲をにじませた。

【時事通信社】 〔写真説明〕最年少名人と七冠達成から一夜明け、撮影に応じる藤井聡太七冠=2日午前、長野県高山村 〔写真説明〕最年少名人と七冠達成から一夜明け、会場となった「藤井荘」の玄関前で撮影に応じる藤井聡太七冠=2日午前、長野県高山村

2023年06月02日 11時11分


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