田中、世界4階級制覇=中谷は3階級王者、井上拓は防衛―ボクシング



プロボクシングのトリプル世界戦は24日、東京・両国国技館で行われ、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座決定戦で同級1位の田中恒成(畑中)が2位のクリスチャン・バカセグア(メキシコ)を3―0の判定で下して新王者となった。井岡一翔(志成)、井上尚弥(大橋)に続く日本男子3人目の4階級制覇。

世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチでは、同級1位で挑戦者の中谷潤人(M・T)が王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)を6回TKOで破り、日本男子7人目の3階級制覇を遂げた。全勝での達成は同3人目。

世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王者の井上拓真(大橋)は、同級9位のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)を9回KOで下し、初防衛に成功した。

戦績は田中が20勝(11KO)1敗、中谷が27戦全勝(20KO)、井上拓が19勝(5KO)1敗となった。

【時事通信社】 〔写真説明〕WBOスーパーフライ級王座決定戦の9回、バカセグア(左)を攻める田中恒成=24日、東京・両国国技館 〔写真説明〕WBCバンタム級タイトルマッチの2回、サンティアゴ(左)を攻める中谷潤人=24日、東京・両国国技館 〔写真説明〕WBAバンタム級タイトルマッチの9回、アンカハス(右端)からダウンを奪った井上拓真(左端)=24日、東京・両国国技館

2024年02月24日 22時23分


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