北米貿易協定の見直し開始＝米政府が意見公募
【ワシントン時事】米通商代表部（ＵＳＴＲ）は１６日、貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定（ＵＳＭＣＡ）」の見直しに関する意見公募を始めたと発表した。来年の協定見直しに向けた国内手続きがスタートした。協定の運用やメキシコ・カナダとの貿易促進、新たな市場アクセスに関しＵＳＴＲが両国に提案すべき措置などについて意見を募る。
ＵＳＭＣＡは、北米自由貿易協定（ＮＡＦＴＡ）に代わって２０２０年７月に発効。域内で自動車関税をゼロとする条件を定めた「原産地規則」を厳格化したのが特徴だ。発効から６年後に当たる来年７月に３カ国による「共同見直し」が予定されている。
2025年09月17日 13時03分
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