米中閣僚、2日目協議=貿易、ティックトックを議論



【ワシントン、北京時事】米中両政府は15日、スペイン・マドリードで2日目の閣僚級貿易協議を開いた。中国国営新華社通信が伝えた。14日には貿易面に加え、中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業売却について議論した。

協議には米側からベセント財務長官、グリア通商代表部(USTR)代表、中国から何立峰副首相が参加。両国は5月以降、スイス、英国、スウェーデンで閣僚級の貿易協議を開き、今回は4度目となった。

米国では法律により、情報流出など安全保障上の懸念から、ティックトックのサービス継続のためには米事業を売却しなければならない。売却には中国政府の承認が必要だが、両国間で合意には至っておらず、トランプ米政権は期限を3度にわたって延長。現在の期限は今月17日に迫っている。

【時事通信社】 〔写真説明〕米中の閣僚級貿易協議に臨むため、スペイン・マドリードに到着したベセント米財務長官=14日(AFP時事)

2025年09月15日 18時10分


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