プロボクシングのトリプル世界戦が14日、愛知・IGアリーナで行われ、世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者の武居由樹(大橋)はクリスチャン・メディナ(メキシコ)に4回1分21秒TKOで敗れ、3度目の防衛に失敗した。武居はプロ12戦目で初黒星を喫した。
世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級王座決定戦では、世界初挑戦の松本流星(帝拳)が5回途中3―0の負傷判定で高田勇仁(ライオンズ)を下し、新王者に就いた。松本の戦績は7戦全勝(4KO)。
スーパーバンタム級タイトルマッチでは、主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)がWBA同級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と対戦する。
【時事通信社】
〔写真説明〕WBAミニマム級新王者となった松本流星(右)=14日、愛知・IGアリーナ
2025年09月14日 19時45分