林芳正官房長官(64)は16日、石破茂首相の後継を決める自民党総裁選(22日告示、10月4日投開票)に出馬する意向を表明する。関係者が14日、明らかにした。記者団の取材に応じ、立候補を決めた理由などについて説明する。林氏の総裁選出馬は3回目。
総裁選にはこれまで、茂木敏充前幹事長(69)と小林鷹之元経済安全保障担当相(50)が立候補する方針を表明。小泉進次郎農林水産相(44)も、周辺や地元支援者に出馬の意思を伝えている。高市早苗前経済安保相(64)も今週記者会見を開いて挑戦する考えを明らかにする予定だ。
林氏の総裁選出馬は2012年と24年の前回に続き3回目。昨年は1回目の投票で4位にとどまり、決選投票に進めなかった。
林氏は1995年に参院山口選挙区で初当選。5期目の途中の21年衆院選で山口3区にくら替えし当選した。現在衆院2期目。農水相や外相を歴任し、23年12月に岸田内閣で官房長官に就任。24年10月発足の石破内閣でも再任された。
【時事通信社】
〔写真説明〕林芳正官房長官
2025年09月14日 21時06分