
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は26日、全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)を発表した。経済活動は10月の前回報告から「ほぼ変わらなかった」とし、景況判断を維持した。
経済成長の先行き見通しもおおむね変わらず。景気が鈍化するリスクが増大したとの声が上がる一方、製造業では楽観的な見方もあった。
過去最長の43日間に及んだ米政府機関の一部閉鎖に関しては、小売業者の一部が消費者の支出にマイナスの影響があったと報告した。また、自動車ディーラーによると、政府補助の失効を受けて電気自動車(EV)の販売が減少した。
〔写真説明〕米連邦準備制度理事会(FRB)本部=2022年3月、ワシントン(AFP時事)
2025年11月27日 13時02分