
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は14日、2025年の世界平均気温が産業革命前(1850~1900年)の水準を1.47度上回り、観測史上3番目に高かったと発表した。23~25年の上昇幅は1.52度に達し、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」が長期の抑制目標とする1.5度を3年間の平均として初めて上回った。
発表によると、史上最高を記録した24年、2番目に暑かった23年に次ぐ「異常に暖かい」年となった。化石燃料の燃焼など人類の活動に伴う温室効果ガスの排出と海面水温の高止まりが主な要因。熱帯地域の気温は前年よりわずかに低下したものの、南極で史上最高、北極で史上2番目を記録するなど、多くの地域で平年を大幅に上回った。
〔写真説明〕熱波の中、噴水の水で涼む人たち=2025年7月、フランス・パリ(EPA時事)
2026年01月14日 13時02分