
連休明け13日の東京株式市場は「衆院解散」報道を受けて幅広い銘柄が買われ、日経平均株価の終値は前週末比1609円27銭高の5万3549円16銭と、史上最高値を更新した。一方、高市政権下で財政状態が悪化するとの懸念から長期金利は上昇。円相場は下落し、「高市トレード」が再燃した。
高市政権の積極財政に対する期待感から、防衛関連銘柄などが値上がりした。半導体関連株や自動車株、銀行株も買われ、上げ幅は一時1800円を超えた。東証株価指数(TOPIX)も84.78ポイント高の3598.89と、最高値を更新した。
市場からは「解散が先送りされれば下落する。自民党は支持率が高いわけではなく、どこまで議席を伸ばせるか分からない」(中堅証券)との声も聞かれた。
東京債券市場では長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが2.160%に上昇(債券価格は下落)した。1999年2月以来、約26年11カ月ぶりの高水準。衆院選で与党が議席数を伸ばせば、高市政権が積極財政を一段と進めて財政が悪化するとの懸念が広がり、債券は売られた。
東京外国為替市場の円相場は1ドル=159円に迫り、約1年半ぶりの安値水準となった。午後5時現在は158円95~95銭と、前週末比1円48銭の大幅な円安・ドル高。その後、海外市場で一時、159円台に下落した。円は対ユーロでも売られ、史上初めて1ユーロ=185円台に下落した。
【時事通信社】
〔写真説明〕最高値を更新した日経平均株価の終値5万3549円を示すモニター=13日午後、東京都中央区
2026年01月13日 18時24分