
片山さつき財務相は20日、2026年度予算案の国会提出を受け、衆参両院の本会議で財政演説を行った。高市政権が掲げる「責任ある積極財政」は「いたずらに拡張的に規模を追求するものではない」と強調。成長に資する施策に重点化する一方、効果の乏しい施策を見直して「強い経済を支える財政構造への転換」を図り、財政の持続可能性を確保すると表明した。
26年度予算案は、インフレ型経済への本格対応に加え、政権の目玉政策である危機管理・成長投資を盛り込み、一般会計総額は過去最大の122兆3092億円に上る。一方、基礎的財政収支(プライマリーバランス)は当初予算として28年ぶりに黒字化し、片山氏は「財政規律にも配慮した姿となっている」と指摘した。
〔写真説明〕衆院本会議で財政演説をする片山さつき財務相=20日午後、国会内
2026年02月20日 18時08分