【北京時事】中国国家統計局が16日発表した1~2月の小売売上高は前年同期比2.8%増加した。春節(旧正月)に個人消費が盛り上がった影響もあり、伸びは昨年12月(0.9%)から拡大。ただ、水準は依然低いままで、先行きは予断を許さない。
中国政府は今年、春節連休を過去最長の9日間に設定した。小売売上高のうち、オンライン販売は10.3%の大幅増。衣服や宝石、通信機器も2桁増だった。
需要増を見込んだ企業が1月に生産を増やしたとみられ、鉱工業生産の伸びは6.3%に拡大。幅広い投資動向を示す都市部固定資産投資も1.8%増と、プラスに転じた。
統計局の幹部は16日の記者会見で「26年は好調なスタートを切った」と強調した。一方、「国内経済は課題を抱えており、一部の企業は経営難に陥っている」とも指摘。先行き懸念を隠さなかった。
2026年03月16日 18時02分
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