「供給網のリスク」指定差し止め=政権と対立のアンソロピック巡り―米地裁



【シリコンバレー時事】米政府が米人工知能(AI)新興アンソロピックを国家安全保障上の「サプライチェーン(供給網)のリスク」に指定したことなどを巡る訴訟で、西部カリフォルニア州の連邦地裁は26日、政府による措置の一時差し止めを命じる仮処分を出した。トランプ政権の対応が同社への報復行為に当たり、違法の可能性が高いと判断した。

仮処分では、トランプ大統領が2月末に命じた、全ての連邦政府機関でのアンソロピック製AIの利用中止も差し止めた。

アンソロピックは同社の生成AI「クロード」の軍事利用を巡り、国防総省と対立。米国民の大規模監視や完全自律型兵器へのAI利用を同社が制限しようとしたところ、国防総省が供給網リスクに正式指定するなど、政権による締め出しが始まった。同社はこうした措置の取り消しを求め、連邦地裁に今月提訴していた。

〔写真説明〕米アンソロピックのアモデイ最高経営責任者(CEO)=2月19日、ニューデリー(AFP時事)

2026年03月27日 17時30分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース