中東情勢、資金繰りに「注意必要」=原材料費高騰に懸念―日銀リポート



日銀は21日、半年に1度まとめる金融システムリポートを公表した。米国とイスラエルによるイラン攻撃に端を発した中東情勢悪化の影響について、企業の原材料調達費用が高止まりする懸念などから「財務や資金繰りに影響が及ぶ可能性には引き続き注意していく必要がある」と強調した。

市場動向として、原油価格は急騰し、株価は乱高下していると指摘。混乱の長期化を含む展開次第では「生産活動に下押し圧力がかかるリスクがある」とも分析した。ただ、日本の金融システムについては「全体として安定性を維持している」との評価を据え置いた。

また、投資会社などが高利回りを約束して企業に融資する「プライベートクレジット」に関しては、「与信先企業の信用力について、引き続き予断を持つことなく、運用実態の把握に努めていくことが重要」と、資金の出し手となる金融機関に注意を促した。

2026年04月21日 19時39分

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