「デジタル銀行」で利便性向上=AIが資産管理助言―大沢三菱UFJ頭取



三菱UFJ銀行の大沢正和頭取は21日までにインタビューに応じ、2026年度後半の開業を目指しているデジタルバンクを巡り、「顧客にとってもう一段、利便性の高い世界をつくっていく」と意欲を示した。人工知能(AI)を使い、一人ひとりのニーズに合った資産管理を助言することなどで、顧客を取り込む考えだ。

大沢氏は4月1日付で頭取に就任した。デジタルバンクは、昨年6月に立ち上げたグループの個人向けデジタル総合金融サービス「エムット」の中核と位置付ける。エムットの利用拡大に向け、各種のキャンペーンを展開していることもあり、25年度は三菱UFJ銀の口座開設件数が前年度比5割増に達したという。

大沢氏はエムットに対し、「まずは順調な滑り出しだ」と手応えを強調。今後はデジタルバンクの開業などにより、「キャンペーンに頼らなくとも顧客が自然と集まる仕組みをつくる」と意気込みを見せた。

また、大沢氏は業務へのAI導入について「26年度はさらに増やしていく。いろんなところに当たり前のように入っている状態をつくる」と表明。具体的な利用分野として、法人向けの提案書作成や金融市場動向の予測、不正口座の検知などを挙げた。

〔写真説明〕インタビューに答える三菱UFJ銀行の大沢正和頭取=17日、東京都千代田区 〔写真説明〕インタビューに答える三菱UFJ銀行の大沢正和頭取=17日、東京都千代田区

2026年04月22日 00時02分


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