
財務省が21日発表した4月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3019億円の黒字だった。黒字は3カ月連続。中東からの原油輸入量が激減した一方、ICなど半導体の輸出が増え、黒字につながった。
米国とイスラエルによるイラン攻撃で中東情勢が緊迫化し、原油の輸送が大きな影響を受けている。原油の輸入額は前年同月比49.9%減と1991年4月以来35年ぶりの下落率。数量は63.7%減と、比較可能な1980年以降で最大の減少幅となった。
このうち、中東からの輸入額は55.5%減、数量は67.2%減だった。
〔写真説明〕東京・青海コンテナ埠頭に積み上げられた貨物コンテナ(資料写真、AFP時事)
2026年05月21日 10時53分