
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の関浩之社長は10日までにインタビューに応じ、「顧客基盤の抜本的な拡大を目指す」との考えを示した。中長期目標として、預かり資産残高(3月末56兆円弱)の10兆円増を掲げた。営業人員も数百人規模で増強し、「業界における存在感を一層高めたい」と意気込みを語った。
関氏は4月、社長に就任。それまでは三菱UFJフィナンシャル・グループの市場企画部長などとして債券市場に長く携わってきた。今後は証券会社のトップとして「三菱UFJグループの総合力や顧客基盤の大きさと、米モルガン・スタンレーとの合弁という唯一無二の強みを着実に具現化する」と強調した。
富裕層向けの資産運用事業では、ITを使った営業支援ツールを高度化し、提案型営業を強化する。また、法人向け職域ビジネスを通して新規顧客の開拓を推進し、「将来の潜在顧客の掘り起こしにつなげたい」との意向を示した。
〔写真説明〕インタビューに答える三菱UFJモルガン・スタンレー証券の関浩之社長=5日、東京都千代田区
2026年06月11日 11時01分