
アサヒグループホールディングス(GHD)は8日、2025年12月期の連結決算(国際会計基準)について、売上高に当たる売上収益が前期比1.5%減の2兆8946億円、純利益が36.7%減の1215億円だったと発表した。昨年発生したシステム障害による出荷制限が響いた。
東京都内で記者会見した勝木敦志社長は「大変厳しい結果だ。(システム障害について)何度でもおわびしたい」と述べた。今回の問題を受け、社長を含む役員ら4人が月例報酬の20%を3カ月返上する。一方、勝木氏は障害後も事業基盤は損なわれていないとも強調した。
同社は昨年9月に発生したシステム障害の影響で大幅な出荷制限を余儀なくされた。影響額は400億円弱に上るという。出荷は今年4月までに全商品で再開している。
同時に発表した26年12月期の連結業績予想は、売上収益が11.2%増の3兆2200億円、純利益が59.6%増の1940億円。売上収益が3兆円を超えるのは初めてで、純利益も過去最高を更新する。高付加価値商品の強化などが奏功する。
〔写真説明〕2025年12月期決算会見で、質問に答えるアサヒグループホールディングスの勝木敦志社長=8日午後、東京都中央区
2026年07月08日 18時07分