黒人女性描いた新紙幣凍結=トランプ氏、過去に批判―米政権



【ワシントン時事】トランプ米政権が、奴隷解放運動に尽力した黒人女性、ハリエット・タブマンの肖像を描いた新20ドル紙幣の発行計画を凍結したことが7日までに分かった。ベセント財務長官が米メディア「スペクトラムニュース」のインタビューで明らかにした。ベセント氏は理由を説明していないが、トランプ大統領が過去に起用に批判的な考えを述べた経緯がある。

オバマ政権(当時)が2016年、タブマンの肖像画を採用する計画を発表した。ただ、報道によるとトランプ氏は同年の大統領選の際、社会の特定のグループに不快感を与えないよう配慮する「ポリティカル・コレクトネス」と批判した。

トランプ氏は、タブマンの肖像を別の紙幣に採用することを提唱したが、実現しなかった。その後、バイデン前政権下で計画が進み、30年から発行する見込みだった。

〔写真説明〕ハリエット・タブマンの肖像見本を見るルー米財務長官(当時)=2016年4月、ワシントンの印刷局(米財務省提供)(AFP時事)

2026年07月08日 16時29分


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