
【ワシントン時事】世界銀行は23日の理事会で、中国向け融資を2031年までに段階的に終了することを決めた。中国が世界第2位の経済大国に発展したことを考慮した。対中融資を巡っては、中国を競争相手と見なすトランプ米大統領が第1次政権下で全面的に停止するよう求めた経緯がある。
報道によると、米政権関係者はアジア開発銀行(ADB)や国際農業開発基金(IFAD)など他の国際機関も対中支援を終了すべきだとの考えを示している。
世銀の発表によれば、中国は過去40年間の経済成長で8億人超が極度の貧困から脱却。中国が生産性向上による成長を目指す中、ニーズが融資から知識共有などに移行していると指摘した。26~31年までの融資総額を20億ドル(約3300億円)に抑えることも決定した。
〔写真説明〕世界銀行本部=米ワシントン(EPA時事)
2026年07月24日 20時22分