総務省は29日、KDDIのインターネット接続事業者(ISP)向けメールシステムが不正アクセスを受け多数のメールアドレスなどが漏えいした問題で、電気通信事業法に基づきKDDIに行政指導した。同省は「ユーザーに及ぼした影響は大きく、電気通信事業に対する信頼が大きく損なわれた」として厳重注意、8月末までに再発防止策の実施状況などを報告するよう求めた。
KDDIによると、不正アクセスで約1223万3000人分のメールアドレス、約761万6000人分のパスワードが漏えいした。総務省は「暗号化などの安全管理措置が講じられない状態で保存されていた」と指摘。問題覚知から公表まで22日かかったことについても「迅速な対応とは言いがたい」と批判した。
総務省で取材に応じたKDDIの松田浩路社長は、「行政指導を非常に重く受け止めて、再発防止に全力を尽くす」と述べた。
2026年07月29日 19時09分
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