1票の格差、2倍以上は16選挙区=最大2.139倍―時事通信試算



総務省が29日に公表した住民基本台帳人口(1月1日現在)に基づき、時事通信は衆参両院の選挙区の「1票の格差」を試算した。衆院小選挙区で、違憲判断の目安とされる2倍以上の開きがあったのは、昨年と比べて4増の16選挙区。最大格差は2.139倍で、昨年の2.103倍から広がった。

格差2倍以上は、2024年8選挙区、25年12選挙区で、今年も増加が続いている。政府の衆院議員選挙区画定審議会(区割り審)は、2倍未満に是正する区割り改定作業に着手しており、来年5月までに勧告する予定だ。

全289選挙区のうち格差が最も大きかったのは、人口最少の石川3区(25万5671人)と最多の福岡5区(54万6962人)の間。次いで福岡3区2.125倍、茨城6区2.107倍の順だった。

今年、新たに福岡1区、宮城1区、神奈川3区、北海道1区が2倍以上となった。

参院選挙区をみると、議員1人当たりの人口が最少の福井県(35万9310人)と最多の神奈川県(111万614人)の間の格差が、3.091倍で最大。これを含めて3倍以上は3選挙区で、東京都3.083倍、宮城県3.029倍だった。

【時事通信社】 〔写真説明〕国会議事堂=29日、東京都千代田区

2026年07月29日 20時30分


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