
【シリコンバレー時事】人工知能(AI)モデルが「暴走」し他社にサイバー攻撃を行っていた問題で、米オープンAIは25日、AIが意図せず不正な行動を取ったケースが他にも数十件あったと発表した。不正アクセスなどが発生しており、同社は被害を受けた組織に通知した。
オープンAIは、AIモデルが企業などのセキュリティー対策を回避したり、サービスの運営に悪影響を与えたりした事例を調査。具体的な組織名は公表しなかったが、モデルが必要な権限を持たずにアクセス制御を回避したケースや、ウェブサイトに勝手に情報を投稿するケースなどがあったという。オープンAIはX(旧ツイッター)で「ほとんどのケースは深刻度が低い」と説明した。
一方、米紙ニューヨーク・タイムズは25日、オープンAIのモデルが制御を離れ、一部の米政府機関のウェブサイトにもアクセスしていたと報道。商務省国勢調査局や証券取引委員会(SEC)のサイトからはデータを取得していたほか、教育省公民権局には不正アクセスを試みたものの失敗したという。
〔写真説明〕オープンAIのロゴマーク
2026年09月26日 16時45分