
【シリコンバレー時事】米人工知能(AI)企業アンソロピックが、国防総省が同社を「サプライチェーン(供給網)のリスク」に指定し調達から排除した措置の取り消しを求めた裁判で、米首都ワシントンの連邦高裁は25日、アンソロピック側の訴えを退けた。高裁は国防総省の決定には十分な根拠があったと認定した。
米メディアによれば、アンソロピックは声明で「裁判所の決定には同意できない」として、さらなる対応を取る方針を示した。
国防総省はアンソロピックのAIモデル「クロード」を機密システム内で利用していたが、軍事利用の制限を巡り同社と対立。今年2月にアンソロピック側が完全自律型兵器での利用などに関する制限撤廃を拒んだところ、国防総省が同社を供給網のリスクに指定し、調達からの排除を始めた。アンソロピック側は取り消しを求め、3月に提訴していた。
〔写真説明〕米アンソロピックと同社が開発したAI「クロード」のロゴマーク
2026年09月26日 19時36分