備蓄米、保管期間の短縮検討=運用見直しを議論―農水省審議会



農林水産省は30日、食料・農業・農村政策審議会(農水相の諮問機関)食糧部会を開き、政府備蓄米制度の運用見直しに着手した。同省は、放出時の機動性向上のため、これまで5年としてきた備蓄期間を3年か4年に短縮する案を提示。今年中に見直しの方針を固めたい考えだ。

昨年3月以降に備蓄米を放出した際、保管が長期化したコメは品質検査に時間がかかった反省から、期間の短縮を検討。財政負担の軽減策として、保管後の販売先を従来の飼料用に加え、より価格の高い米粉用や輸出用などに拡大することも議論する。

備蓄米放出の迅速化に向けては、集荷業者や卸売業者が20万トン分を保管する「民間備蓄制度」も2028年度に本格導入される。今年度6万トンで始まった実証は、27年度は20万トンで実施する方向で予算要求中だ。

〔写真説明〕倉庫内に積み上げられた政府備蓄米=2025年3月、神奈川県内(AFP時事)

2026年10月30日 15時55分


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