
国内で4月以降に報告された不正アクセスによる個人情報の漏えいが延べ約2億6000万人分に上ったことが分かった。木原稔官房長官が30日の記者会見で明らかにした。木原氏は「大規模な漏えい事案が急速に増加しており、大変深刻に受け止めている」と語り、緊急対策パッケージの取りまとめを急ぐ方針を強調した。
個人情報保護委員会が4月1日~10月16日に個人情報取扱事業者(金融業や電気通信業を除く)から報告を受けた事案(速報値)を集計した。
報告件数は2094件に上り、既に昨年度の1256件(確定値)の約1.7倍に達している。今年度の報告件数は4~6月は月200件弱にとどまっていたが、7月は212件、8月は235件、9月は303件と徐々に増加。10月に入って830件に跳ね上がった。
10月は漏えい人数が100万人を超えた報告が22件あり、うち4件は1000万人超だった。
【時事通信社】
〔写真説明〕記者会見する木原稔官房長官=30日午前、首相官邸
〔写真説明〕記者会見する木原稔官房長官=30日午前、首相官邸
2026年10月30日 15時49分